「水前寺成趣園」の潤いが身近で、交通結節点として今後の発展が期待される熊本市中央区水前寺エリア
熊本県の中心機能を果たす熊本市、その交通の要衝として知られるJR「新水前寺」駅周辺

九州のほぼ中央に位置する熊本市は、熊本県内最大の人口を持つ九州地方の主要都市で、中心部にはショッピング施設やオフィスが立ち並ぶ。2012(平成24)年に政令指定都市になり、中央区など5つの区が設けられた。安土桃山時代に加藤清正が「熊本城」を整備し、周辺には城下町が発展した。これが現在の熊本の礎となっている。
中央区には「SAKURA MACHI Kumamoto」や「鶴屋百貨店」などのショッピング施設や「熊本市役所」をはじめとした行政施設が集まり、熊本市の中心地として栄える。水前寺エリアはその南、JR豊肥本線「新水前寺」駅周辺に広がっている。「新水前寺」駅は1988(昭和63)年に熊本市電との乗り換え利便性を高めるために開設された比較的新しい駅だ。2011(平成23)年には新駅舎が整備されるとともに、熊本市電「新水前寺駅前」電停と直結する歩道橋が開通し、乗り換えがさらに便利になった。「新水前寺」駅の一日の乗降者数は、「熊本」駅に次いで多いことからも、熊本市の交通の要衝としての役割を果たしていることがうかがえる。水前寺エリアの南には「熊本県庁」があり、熊本県の行政の中枢という機能も果たす。
JR豊肥本線と熊本市電を使いこなせる水前寺エリア

「新水前寺」駅からJR豊肥本線に乗れば「熊本」駅には3駅9分でアクセスできる。JR豊肥本線は日中は1時間に2~3本運行されており、「熊本」駅から九州新幹線に乗車する場合や「アミュプラザくまもと」に行く場合はJR線が使いやすいだろう。
一方、熊本市電の「新水前寺駅前」電停には、「熊本駅前」方面に向かうA系統と、「上熊本」方面に向かうB系統の両方が停車する。平日日中(11時~16時台)には両系統を合わせて毎時9本が発着するうえ、全ての電車が「通町筋」や「辛島町」などの電停を経由するため、市街地方面へのアクセスには市電の利用が便利だ。
ショッピング施設や大規模病院も身近な新水前寺周辺の住環境

水前寺エリア内には「サニー水前寺店」や「ゆめマート 水前寺駅」などのスーパーマーケットが充実しており買い物環境もよい。とくに「サニー水前寺店」は24時間営業のスーパーで、仕事帰りの利用にも便利だ。
近隣には「熊本市立図書館」や「熊本県立図書館」がそろう。2024(令和6)年には「熊本県立図書館」の南側に「こども本の森 熊本」が開館し、子どもたちが気軽に本に触れられる施設として人気を博している。また、「熊本大学病院」にもほど近く、いざという時も安心の住環境だろう。
豊かな水と緑に囲まれた水前寺の穏やかな暮らし

水前寺エリアの南には「水前寺成趣園」が広がる。ここは初代熊本藩主細川忠利が建てた「水前寺御茶屋」がルーツの大名庭園で、細川綱利の大規模改修によって桃山式の回遊式庭園が誕生した。
「水前寺成趣園」から江津湖にかけては加瀬川沿いに「水前寺江津湖公園」が広がる。遊歩道沿いには湧水を活かした日本庭園など自然に親しめるスポットが多く、お散歩コースとして利用されている。
「イオン熊本中央店」の跡地開発に期待が集まる

2017(平成29)年に改定された『第2次熊本市都市マスタープラン(全体構想)』によると、水前寺エリアを含む「水前寺・九品寺地区」は地域拠点とされ、ショッピングや医療など都市機能の維持・確保を進めるとしている。さらに「水前寺江津湖公園」などレクリエーション機能拠点の維持・利活用も図る。また、「新水前寺」駅は交通結節点と捉え、乗り換え機能を充実させる方針だ。
この一環として、2025(令和7)年に閉店した「イオン熊本中央店」跡地では新たなショッピング施設の開発が検討されており、今後の利便性向上も期待される。
水と緑に恵まれながら、便利な暮らしを実現できる水前寺エリア。ここは熊本市内でも快適な街といえるだろう。
「水前寺成趣園」の潤いが身近で、交通結節点として今後の発展が期待される熊本市中央区水前寺エリア
所在地:熊本県熊本市中央区

