熊本市中心部の生活利便に恵まれ、「熊本」駅も身近な練兵町エリア
九州の拠点都市、熊本市
熊本市は九州の中央、熊本県の西北部に位置し、加藤清正によって城下町として整備された歴史を持つ。明治になると熊本市に「熊本県庁」が置かれ、九州の拠点都市として発展を遂げた。2012(平成24)年には全国で20番目、九州で3番目の政令指定都市へと移行、5つの区が設けられている。中央区は「熊本県庁」や「熊本市役所」を擁し、ショッピング施設やオフィスも集まる熊本市の中心地だ。
練兵町エリアは熊本市の中心市街地の一角に位置し、東側に位置する「辛島町」のショッピング施設を日常的に利用できる。練兵町エリアの「慶徳校前」停留場から熊本市電に乗れば、九州新幹線も乗り入れる「熊本」駅も4つ目と近い。
明治時代に開発された歴史を残す街、練兵町
江戸時代、現在の練兵町エリア付近にあたる「熊本城」の南東側には武家屋敷が広がっていた。しかし、西南戦争でこの一帯は大きな被害を受け、熊本市に置かれた第六師団の練兵場として使われることになった。1897(明治30)年にこの練兵場は郊外に移転し、跡地では新たな市街地の開発が行われた。この時誕生した市街地は、今も熊本市の中心市街地になっている。
こうした歴史に由来している練兵町は、かつて「医者と弁護士の町」とも言われていた。現在でも伝統的な建物が残り穏やかな住環境を誇る、格式高いエリアとして知られる。
熊本市有数のショッピングタウンに隣接
練兵町エリア周辺はショッピングタウンとしてもにぎわう。エリアの北には「阿蘇くまもと空港」への連絡バスや福岡、鹿児島などへの高速バスも乗り入れる「熊本桜町バスターミナル」やシネマコンプレックス「TOHOシネマズ熊本サクラマチ」、コンベンション施設「熊本城ホール」を併せ持つ大規模複合施設「SAKURA MACHI Kumamoto」が建つ。
「SAKURA MACHI Kumamoto」の東側には「サンロード新市街」、「下通商店街」、「上通商店街」と商店街が続き、買い物客の姿が絶えない。「下通商店街」と「上通商店街」の間には「鶴屋百貨店」もある。
「下通商店街」の東、白川を渡れば「熊本大学病院」、「SAKURA MACHI Kumamoto」の北には「国立病院機構 熊本医療センター」と医療機関にも恵まれている。
再開発で魅力を増した「熊本」駅周辺も身近
練兵町エリアからは「熊本」駅も近い。近年、「熊本」駅周辺では高架化や再開発が行われ、利便性が向上した。2012(平成24)年にグランドオープンし、2022(令和4)年にリニューアルされた「くまもと森都心プラザ」には、「プラザ図書館」や「プラザホール」、「駅前子育てプラザ」などの公共施設が集まる。
2021(令和3)年には「熊本」駅に併設された大規模ショッピング施設「アミュプラザくまもと」がオープン。シネマコンプレックス「熊本ピカデリー」をはじめ、ファッションや雑貨、書籍など多くの専門店が誕生した。
近隣で充実した休日を満喫
市街地の南側に車を走らせれば、休日のお出かけスポットも豊富だ。国道266号熊本浜線バイパスを南へ向かえば、「ゆめタウン はません」や「イオンモール熊本」といったショッピングモールが広がっている。
細川氏によって造られた庭園が美しい「水前寺成趣園」や、豊かな緑が湖面に映える「水前寺江津湖公園」、ゾウやキリン、ライオンなどの動物を観察でき、遊園地も併設された「熊本市動植物園」など自然に親しめる場所も近い。「湯らっくす」では天然温泉やサウナでリフレッシュできる。
練兵町エリアの北側、「熊本城」付近には「熊本県立美術館」や「熊本博物館」が集まり、文化の薫りも濃い。坪井川沿いに北へ向かえば、スポーツ施設のほか30mのローラー滑り台や多彩な遊具が組み合わさった「ひごっこジャングル」がある「坪井川緑地公園」も広がる。
熊本市中心市街地ならではの生活利便を享受でき、近隣でのレジャーも満喫できる練兵町エリアは、住まいの場として魅力に富んだ街といえるだろう。
熊本市中心部の生活利便に恵まれ、「熊本」駅も身近な練兵町エリア
所在地:熊本県熊本市中央区